後藤を持ちながら

後藤を持ちながら

吹奏楽から仮面ライダーまで

タイムマシンに乗って

どうも、トサカです。

突然ですが、タイムマシンに乗ってきました。
昔の”自分”と久々に会いました。今日はそんな話をしたいと思います。

タイムマシンの行き先

今日の行き先は2007年。ちょうど私が小学六年生だったころのことです。

ちゃらんぽらんな22歳児である今と違い、
”自分”は真面目でお堅い平凡な小学生でした。

また、趣味と呼べるものがなく、娯楽は友だちの真似ばかりしていました。
なんとなくNintendo DSを買って、
なんとなく友達の家に集まって遊ぶ。
とりあえずデュエルモンスターズを初めて
聖なるバリア - ミラーフォース - に泣きを見る。
そんな日々がたまらなく楽しかったことを思い出します。

 

ただ、こんな”自分”でも、胸を張って好きだと言えるものがありました。
Mr.Childrenです。
たまたま見ていたテレビで「しるし」を聴いたのが始まりです。
たった7分で少年は、アラフォー4人組バンドのとりこになりました。

 

生まれて初めてのCD

 

まだがきんちょだった”自分”がちょうどはまった2007年、
Mr.Childrenは精力的に活動し、一つのアルバムをリリースします。

”HOME” です。

HOME 収録内容
https://www.amazon.co.jp/HOME-%E9%80%9A%E5%B8%B8%E7%9B%A4-Mr-Children/dp/B000FQ5FF4/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1525958175&sr=8-1&keywords=home+mr.children

買いました。初回限定版。

希少価値なんて言葉を知らなかった"自分”は、
CDケースが擦り切れるほど出し入れし、
親に呆れられるほどこのアルバムを聴いていました。

生まれて初めて買ったCDという「思い出補正」もありますが、
やっぱり頭から終わりまで名曲ばかりだと思います。

 

防災講座にて

 

本題に戻りましょう。

今日タイムマシンで会いに行ったのは、小学六年生の"自分"です。
その時はちょうど避難訓練をしていました。
全校生徒が体育館に集まり、校長先生や消防士さんの「ありがたい」お話に
生徒一同は退屈していました。
”自分”もその例にもれず、うとうとしながらも
なんとか起きようと必死に手のひらに爪を立てていました。

防災講座の退屈さにしびれを切らした先生が、
話の合間に消防士さんへの質問コーナーを始めました。

その苦労もむなしく、ほとんどの生徒はこそこそ話をしたり、
堂々と寝ていました。
いよいよ”自分”も睡魔に負けそうになった時、
消防士さんの一言に目がさえてしまいました。

「僕はミスチルが好きですね~
 特に”彩り”って曲が好きです」

www.youtube.com

 

彩り

 

いや、HOMEならもっといい曲あるはずだ。

これが”自分”の正直な感想でした。
HOMEに入ってる曲はどれも好きだったのですが、
“彩り”を一番好きという人は珍しいのではないか。と思っていました。

動画を見ていただくとわかるように、
この曲は派手派手なシンセもない、鋭いブラスセクションもない
シンプルなバンド編成の曲です。
また、歌詞も負けず劣らず素朴なもので、
平凡な仕事をする男がささいな日々を謳歌するものです。

当時、音楽は非日常へと連れ出してくれる魔法でした。
そんな”自分”にとって、
「なんてことのない日々」について歌う曲は退屈としか思えなかったのです。

 

タイムマシンの乗り方

 

さて、時は流れました。
まさに今日、Mr.Childrenがデビュー26周年を迎え、一つの大きな決断をします。

配信サービスへの参入です。

私が愛用するSpotifyのほかにも、様々な音楽定額配信サービスで
Mr.Childrenの曲を聴くことができるようになりました。
このニュースを見たときに、
血圧がぐんぐん上がっていく感覚がしたのを思い出します。

久々にMr.Childrenを聴こう。

何から聴こうか?まぁ当然HOMEでしょ

というわけで、朝の支度をしながら
BGMとして、あの頃擦り切れるほど聴いたアルバムを流していました。

相変わらずいい曲だ~と思いながら朝ごはんを食べていたのですが、
”彩り”が流れた瞬間手が止まりました。

真空パックされていた”彩り”に関する思い出が
一気に口を開き、思い起こされたのです。

あぁ、あの時の自分はこの曲そんな好きじゃなかったな
一番好きって言ってた人がいたな、誰だったか
そうそう。避難訓練で消防士さんが言ってたっけ

思い出をたぐりよせていくと、その先で
小学校6年生だったころの”自分”に会うことができました。
どうもその発言を聴いてまだ不服そうです。若いなぁ。

”自分”の愚痴をひとしきり聞いたあと、
この魅力はいずれわかるとだけ言って朝の支度に戻りました。

きっとわかるさ