後藤を持ちながら

後藤を持ちながら

吹奏楽から仮面ライダーまで

息をするように

こんにちは、トサカです。

 

突然ですが、呼吸の方法を教えていただけますか?

腹式呼吸とか、そんな変わったものじゃなくて、いつもの鼻呼吸、口呼吸の方法です。

これをどうやって行っているかを、文章にして説明できますか?

 

これって結構難しいことだと思います。

いつも自分が当たり前に行っている呼吸、あらためてどうやっているかを説明しろと言われると難しい。これまで「息をするように」呼吸していましたからね。

でも、今日はちょっと無理してでも考えてみましょう。

 

これまで自分は、肺が意図的に膨らんだりしぼんだりして空気を出し入れしていたと思っていましたが、調べてみるとそんなことはないようですね。

「息を吸う」ことを文字に起こすと、胸郭という胸あたりにある骨が広がり、その中の圧力が下がるために肺が拡張し、空気が肺に入る、という風に説明できるようです。

 

www.kango-roo.com

(ここを参考にしました。合ってない箇所もあると思うのでその際は教えていただけるとうれしいです。)

 

このサイトの中で、呼吸運動の順序が載っていたので、これを見てみましょう。

 

https://img.kango-roo.com/upload/images/scio/kaibo-seiri/76-98/z4-16.png

 

改めて考えてみると、呼吸することってとっても難しいプロセスを踏んでるんですよね。

普段何気なく行っている「呼吸」という行動ひとつとっても、

・外肋間筋

・横隔膜

・胸郭

・肺

・鼻

・口

・気道

など、さまざまな器官が有機的に連動しあい、初めて行うことができるものなのです。

 

しかも、自分の意識が細かい指示を出さずとも、体は勝手に呼吸をしてくれるのです。

「そろそろ息が足りなくなってきたから呼吸をしよう。

じゃあ横隔膜さんは少し収縮してください。そのあと胸郭さんは広がってあ、ちょっと鼻さん今詰まってて通りづらい?なら口さんよろしく」

みたいな細かい調整を自分がしなくたって各器官は上手く連携を取ってくれます。

 

「バンド」という生き物

 

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昨日、Immortal Brass Eternally(以下IBE)の演奏会に行ってきました。

過去一度だけこのバンドで打楽器奏者として演奏したことがあるのですが、まぁ奏者のレベルが高い。特に、各楽器のトップであるプリンシパルの音を聴くと、「はぁ、これが大人の音…。」とうっとりするほどの実力です。

昨日はそんなモンスターバンドの演奏会を、一人の観客として楽しみました。

 

演奏会で満足できたかどうかの基準の一つに「バンドが一匹の生き物のように感じられたか」という、ひどくあいまいなものがあります。

パートという器官がいくつも集まり、それらが有機的に結びつくことで、「歌を奏でる生き物」が舞台上で生まれる。

満足度の高かった演奏会では、この生き物の存在をちゃんと感じられたことが多かったと思います。

 

バンドが生き物として機能し、「息をするように」歌うためには、

・まず器官(各パート)がその役割に見合った働きをしている

・その器官同士がきちんと連携しあっている

・バンドが『高らかに歌える』ための演奏することを、各器官が意識している

などのことが重要だと考えています。

これらが上手くいっていると、「舞台上でたくさんの奏者が演奏している」のではなく、「○○というバンドが歌を奏でている」という風に感じることができるのです。

 

昨日の演奏会、確かに舞台上でIBEという生き物が歌いあげていました。

安定した個々の技術とそれらを繋ぐアンサンブル力の高さ、そして各器官が役割を自認し、「バンドという生き物」として歌を歌えるよう演奏していました。

これらのことを意識して演奏することはすごく難しいです。

しかし、このバンドは、この生き物はまるで「息をするように」高らかにプログラムの難曲を歌い上げてしまいました。

特に、アンコールの「Song for Ina」は本当に名演でした。ソリストとバンドに気持ちがこもりまくってて、若干恐怖を感じるほどの演奏でした。

今回の演奏会は「少人数」、かつ「金管のみという純粋な音色が特徴のブラスバンド」だったのでいつも聴く演奏会よりも「一つの生き物」っぽさが強く、非常に満足度の高い演奏会でした。

 

そして、その生き物がなんと年内にまた演奏会をするそうです!

プロのユーフォニアム奏者夫婦(⁈)をゲストに、スパークのユーフォニアム協奏曲 第三番などをするそうです。

これの第三楽章が「Weekend in New York」のオマージュのようで本当にかっこいいのです。めちゃくちゃ楽しみ!

 

www.youtube.com

 

ではでは。

 

1:28:15