後藤を持ちながら

後藤を持ちながら

吹奏楽から仮面ライダーまで

うがっ

こんにちは、トサカです。

ブログを書くにあたって、ネタ帳を買いました。septcouleurのちっちゃいメモ帳を、ネタ帳として使っています。

Marumanマルマン株式会社 / ノート セプトクルール B7 N576B

ネタの書き方は多種多様で、初めからある程度構成を決めたうえでメモを書きだす時もあれば、突発的に面白い記事が思いつき、タイトルだけをちゃちゃっとメモしてそのまま置いておくこともあります。

 

今日のブログは完全に後者です。

ネタ帳に「うがっ」とだけ書かれていました。どんな内容を書きたかったのか今となってはさっぱり覚えていませんが、今日はこれで行きましょう。

 

アホ解答シリーズ

 

小学校の頃、爆笑問題のバク天!というTV番組を見ていました。

なんかアンガールズとか猫ひろしがよくネタを披露してエンタメ番組だった気がするのですが、一番好きだったコーナーが「アホ解答シリーズ」というものです。

テストで出た珍解答を紹介するコーナーです。解答を送ってくれる心の広い人が減ってしまったらしく、一年ほどでコーナーは終わってしまったのですが、ゲラゲラと笑えるネタが多かったです。

その中でも印象に残ったのがこちら

 

Q:次のことわざの意味を答えなさい

「雨だれ石を穿つ」

A:雨だれ石だよ…うがっ

 

雨だれのような小さな力でも、根気よく続けていれば何かを成し遂げられる、ということわざですが、この解答では意味の切れ目も過去からの含蓄ある言葉の力もすべてぶち壊しています。

雨だれ石という、なんだかよくわからないものを見て感動しているこの人は、ちょっと八方美人気味だけど友達は多くて、とっかえひっかえ彼女ができるタイプの人間だとぼくは予想しています。うがっ…はきっとその人なりの感動表現ですね。

 

ところで、「穿った」ってどういう意味かみなさんご存知ですか?

これまで自分は「疑ってかかるような見方をする」という意味で用いていたのですが、本来の意味は違っているそうです。

「穿つ」とは何かを掘る、突き抜けるといった意味があるそうです。そこから転じて、「物事の本質をとらえた見方をする」という意味で使うべきらしいです。ぼくも今日まで知りませんでした。

 

では、これから「本質をとらえた」と感じた際に「穿ってるね君~」と言うのか。たぶん言わないと思います。

言葉というものは唯一絶対の意味があるわけではなく、その言葉の置かれる環境や時代によって流動的にその姿を変えていると自分は考えています。たとえ辞書と比べてみると間違った意味だったとしても、環境にさらされ、多くの人がその意味で使いだしたら、その言葉に新たな意味を付け加えられると思います。

 

個人的にこういった「野生で育った意味」を持つ言葉が好きで、こういった言葉に出会えると結構感激します。うがっ。

 

ではでは

 

58:32