後藤を持ちながら

後藤を持ちながら

吹奏楽から仮面ライダーまで

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こんにちは、トサカです。

少し前のニュースでこんなのがありましたね。

headlines.yahoo.co.jp

女性「だけ」に向かってわざとぶつかってくる男が駅の構内にうろついているのを市民が撮影し、twitterに投稿。事態を重く見たJR東日本は、彼らのような行為を行う人を「ぶつかり男」と名付け、警戒するようお触れを出した。という記事です。

 

この記事が出たのが5月末。結構前のことなのにこの記事が印象に残っている理由は、「名前」をつけることで対策を立てられた瞬間をみることができたからです。

これまでも、こういった危険なことをする人は散見されていました。でも、彼らの行動は「迷惑行為」、彼らへの見方は「不審者」に一括され、ぶつかりだけを取り出して議論されることは少なかったように思います。

「存在するのに意識されなかった」ぶつかり行為は、JRの注意喚起により「問題行為」であるという認識が世間に広く行き渡ったと思います。

 

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このことからもわかるように、「名前」がつけられ、他のものと差別化されることで、その原因、対策を知るきっかけができます。

なんかしんどい…。仕事や学校には行けるんだけど、完全に元気なわけではないということがたまにあります。

なんとなくそれを抱えたまま生きると、どこかでがたが来ます。思ってもいないところでつまづいてしまったり、いざというときに踏ん張れなかったり。

もし医療が原始時代から全く進んでおらず、何でもかんでも「体調不良」の一言でくくってしまっていたら、漠然とした不調への対策を何も立てられぬまま人類は日々を過ごしていかなければならなかったでしょう。

 

でも、過去の偉人たちはそれらを細かく分け、「名前」を付けてくれているのです。

雨の日に体調が悪くなるんならそれは「気象病」で低気圧のせい。目のかすみが止まらないならそれは「眼精疲労」でパソコンを前にしすぎのせい。寒さのピークが過ぎた後にくしゃみが止まらなくなるのは「花粉症」でスギやヒノキのせい。

彼らが名前を付けてくれていることで、今を生きるぼくたちは体調不良が起きる原因を見極め、そしてそれらへの対策を考えることができるのです。

 

 

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記事のタイトルをつけるタイミングなのですが、結構まちまちです。

一番最初にタイトルを思いついて、そこから話を転がす時もあるのですが、全部書き終わったあとに見返してその記事を象徴する一言はないかな~と考えることが一番多いです。

自分が言いたかったことを端的に一言で示せる言葉は何かな、なんてことを考えながら見返す時間が結構好きです。

 

昔はうまいことさえ言えてればタイトルなんて別に何でもいいやんと思っていたのですが、「同居生活」とタイトルをつけた(早く書き終えてプリキュアが観たかったので、結構やっつけで書いた)記事が今までで一番アクセス数が良かったのを見て、バカにできないなと思います。

ネット記事がやたらと煽るようなタイトルを付けるのもわかるなぁ。でも、意図的にそんな名前は付けないように気をつけます。

avoirgoto.hatenablog.com

ではでは。