後藤を持ちながら

後藤を持ちながら

吹奏楽から仮面ライダーまで

生きてるって何だろう

こんにちは、トサカです。

 

真面目に暮らしていると、たまにこう考えてしまうのです。

「生きてるって なんだろう」と。

毎朝同じ時間に起きて、同じ時間電車に揺られ、毎日へこへこと頭を下げる。同じことの繰り返し。憂鬱になってしまいます。

生きてるって何だろう。毎日毎日同じことの繰り返し。生きてる気がしないんだよ!

 

SPINNING TOE-HOLD

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と、愚痴っている原田泰造をホリケンが様々な方法で慰める。これが「生きる」というコントのあらすじです。

 

コント番組の先駆け、「笑う犬」シリーズの人気コーナーの一つである「テリーとドリー」。この兄弟を演じるのがネプチューンのボケ担当、原田泰造堀内健です。

実在のプロレスラーをモチーフとしているため、コント内では彼らはパンイチ。ほっそい体でハゲヅラをした原田泰造と、もっさもさの髪のホリケンが、真っ白い部屋で寸劇を繰り広げます。

 

「Spinning Toe-Hold」のギターのメロディに沿って「生きてるって何だろう」と歌いあげる二人。原田泰造演じるドリーが自分の代わり映えしない人生を嘆いていると、弟のテリーがお兄ちゃんを励ますために、様々なものを用意してくれます。例えばこんな感じ。

・ゴムパッチン

・鍋から出したばかりのスープ

・瓦割り(ホリケンがわざと板を動かして、板の角が泰造の拳に当たるように調整)

簡単に言えば、泰造が痛い目に合うのを楽しむコントです。言葉だけ聞くとひっどい話ですが、これを笑いに昇華させられる、面白く見せられるところは流石プロです。

泰造がどんなにホリケンを怒ろうとしても、結局最後はいいくるめられ、強引に「俺生きてんじゃん!」とオチまで持っていく。これがこのコントの様式美です。

 

このコント、あまりにもばかばかしくて見ている間は偏差値を200くらい落とせちゃうんですけど、「生きる」ことを実感するために必要なものが「痛み」であるという結構生々しい主張をしてるんですよね。

この記事を書こうと思い立った理由があって、それは今現在ぼくが「痛み」に襲われているからです。

 

変な姿勢で長時間座ったままでいると、肩の筋肉にありえない力の加え方をしてしまったせいで、肩の凝りが発生してしまいます。肩こりから痛みは伝染していき、ちょうどこの間差し歯にしたところ、そして眼球が痛みだします。オデノカラダハボドボドダ!

こういった身体の不調は思考にも多大な影響を及ぼします。今なぜか文系人間のぼくが三次元ベクトルを触っているのですが、痛みが断続的にやってくるせいでなかなか集中できません。「ここはこうし痛い、方向ベクト痛ったいはこっちに向けなきゃいけ痛いわ」というように、YouTubeの6秒広告の如く顔を出してきます。

 

う~痛いの嫌や~と嘆くぼくの頭の中に、テリーがやってくるのです。

 

「でも生きてるじゃん!」

 

そう、ぼくは生きてる!ワオワオワオ!!!WaoWaoWaoWAAAOOO!!!!

そうじゃ~~~ん~~~!!!生きてんじゃ~~~ん!!!!!

Hooo~~~~~Hoooooooooo~~~~~~~~~!!!!!!!

 

というわけで、来週はいいクッションを買いに行こうと思います。おすすめあったら教えてください。

 

ではでは