後藤を持ちながら

後藤を持ちながら

吹奏楽から仮面ライダーまで

鋼の意志

こんにちは、トサカです。

 

昨日は目の調子が悪かったので急遽休暇を取り、一日家でぐったりしていました。ふとした瞬間に焦点が合わなくなるのです。疲れがたまるとこうなってしまうので、午前中はひたすら寝ていました。

午後はまずまず元気が出たのですが、何もできませんでした。本を読んでも文字が滑ってしまい、録画したドラマを見ようとしても上の空になってしまいます。仕方がないので、何も考えなくてもできる水回りの掃除をして、家の中をひたすらウォーキングしていました。家中ウォーキングは心を無にすることができるのでおススメです。

 

自分が老いてしまった時、おそらくこういった時間が増えるのだろうと考えると憂鬱な気持ちになります。何かをするほどの知的体力はないが、何もしないには長すぎる時間が増えていくことが予想されます。給料が据え置きで定年だけが伸びるという話が昨今盛り上がっていますが、仕事をしていくうちはこういった時間も減るんかな。なんて思っています。

ここまで書いて、自分の祖父のことを思い出しました。

 

厳格な人でした。

箸の持ち方が汚かったぼくを、帰省するたびに叱りました 。夏休みの絵の宿題が終わるまで寝させてくれず、泣きながら絵具を混ぜていた記憶があります。

その一方で向上心が強く、常に何かを学んでいます。わが家系で(たぶん)一番早くPCを使い始めたのも祖父です。まだWindows2000が出回り始めたころにノートPCを買い、ネット回線を使ってオンラインで囲碁にいそしんでいました。

この間帰省をした時には英会話教室に通い始めたと報告してくれました。祖父の机の上には単語帳とNHK英会話教室の教材がどっさりとのっていて、一緒にご飯を食べに行った際も単語帳に目を落としていました。教室内では自分が一番年長だから、耳が遠くて先生がなにをいってるのかなかなか聞き取れんわと楽しそうに笑っていたのが印象的です。

 

すくなくともぼくは、多くの人と同じように楽な方に流される人間です。このまま生きていくとそれだけで知的体力が漸減し、刺激の少ない、けれども疲れることもない生き方を選択するだろうと思います。しかし、祖父のように新しいものを取り入れることを選択できる強さを、老いていく中で身に付けていきたいな、なんてことを考えた休日でした。

 

ではでは。