#観察スケッチ 見すぎて電車降り損ねた
こんにちは、トサカです。
先日こんなツイートを見かけました。
山中俊治先生@Yam_eyeの初ゼミ授業の課題、観察スケッチ
— 塩麹@ほんわか醗酵中 (@hishio_koji) 2018年5月23日
さすが赤城乳業...!!!と感じさせる発見がガリガリ君から得られた。今度ガリガリ君を食べる機会があれば、皆様も是非ご観察ください#観察スケッチ pic.twitter.com/or2QNrvXaD
めっちゃすごい。このツイート。
何がって、ガリガリ君ですよ?!
アイス、棒、袋しかないじゃないですか。
商品を構成する構造物はものすごくシンプル。
なのにそこを掘り下げていくと洗練されたデザインの妙があるのです。
商品選びのセンスだけでなく、優れた点を紹介するための絵の構図も見事。素晴らしいです。
このツイートのタグである #観察スケッチ では、「些細なモノ」のデザインの見事さについて語る人を星の数ほど見ることができます。
こういうのが好きな人は、このタグを追うだけで半日潰れると思います。
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このツイートを読んで、自分はある言葉を思い出しました。
「どんな髭剃りにも哲学がある」
というものです。
これはサマセット・モームが小説の中で書いた言葉だそうです。
日常の些細な習慣も、繰り返し行われると洗練化されてくる。という意味だそうです。
髭剃りは、それ自体は特に取り立てて話すこともない日常の一所作でしょう。
しかし、所作でも日々続けていくと自分の中で哲学が生まれます。
クリームはどう塗るか
どうすれば自分の肌に合った剃り方ができるか
いかに時間を短く済ませるか
髭剃りにおける美しさとは?
日常を繰り返していくうちに行為は洗練化されていき、やがて哲学が生まれる。
そんな言葉を思い出しました。
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今日のブログで出てきた人たちって世界に対する解像度が高いと思っています。
普通の人たちはわざわざ意識して「情報」として見ないモノ、癖を、「世界に対する解像度」を上げることで新たな気づき、発見をするのです。
最近は新生活ということもあり、疲れないためにも解像度を落として暮らしていました。
しかし、そろそろこの生活にも慣れてきたので、解像度を上げていこうかな〜と思っています。
ではでは。