足枷
こんにちは、トサカです。
先日、水のようなコーラを二本買いました。
美味しかったです。
意図的に甘みを落とすことで、すっきりごくごくと飲める味に仕上がっています。
後味もしっかりとコーラらしさが出てます。
でもなんでこんな製品を…?
コーラにはあの「黒さ」が欠かせないはずなのに…。
色々理由を探してみたところ、すごい意見を見つけました。
「勤務中に色付きの飲み物を飲む人が許せない」という人がいるそうです。
従業員が、休憩中の働いている人たちが、「勤務にふさわしくない」ものを飲んでいる。これによって苦情を言う人が世の中には存在するらしいです。ひぇーそんなこと考える人がいるのか…。
これを見て、ある記事を思い出しました。
時間泥棒の話
日本企業は「礼儀正しく時間を奪う」 マイクロソフトが働き方改革で歩んだ“地雷だらけ”の道 - ログミーlogmi.jp
これはMicrosoft Japanの偉い人のプレゼンです。
「マイクロソフトであっても、社内の仕事環境を変えることは難しい」や、「小松菜とほうれん草を間違えるギャグを入れるとスベる」など、示唆に富んだ発言の多い発表です。
しかし、このなかで一番響いた、忘れられない言葉は、一番最後のページに書かれてある言葉です。
サボる人よりも「イケてる人」に合わせた仕組みを作るべき
最初にこの記事のここを読んだ時、「よくやっちゃう…」と思わず恥ずかしくなってしまいました。
めちゃくちゃわかります。
組織の仕組みを変えようという提案があったときに、「それを悪用することができる。変えたせいで組織が駄目になったらどうするんですか」と言いたくなるし、実際何度かそういった意見を言ったことがあります。
でも、そういった「足枷となる要因」は、実は何も変えていない現状でも「足枷」となっている可能性もあるのだと、このプレゼンで提起されています。
変える変えないに関わらず「足枷」となるなら、利点あるいいルールを導入しよう。そういう風に話が展開していきます。
自分がなにか変えたいと思った時に「枷」だと感じているものは何か。
その「枷」って実は過大評価されているだけで、今も実際にあるのではないか。
この記事を読んで、自分はどうせいずれにせよあるんなら「枷」なんて無視してしまえばいいと考えるようになりました。
「枷」なんて無視しちゃえば…というにはちょっと重すぎるんでしょうね。
なんかコーラの味がわからなくなってきたので今日はおしまいです。
ではでは